5分でわかる!失敗しないアイアンの選び方[基礎編]|初心者も必見

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ご覧いただきありがとうございます! 元大手ゴルフショップ店長のステラ(@steragolf)です。

ゴルフ歴の短い方から長い方までクラブ選びの難しさは、永遠の課題ですよね。

本記事では、失敗しないクラブ選びをするための「押さえておきたい基礎知識」を簡単に説明いたします。

さぁ、「買ってよかった」と思える後悔しないクラブ選びのための基礎知識にGO!

目次

アイアンの種類や特徴

ヘッド形状と特徴

マッスルバック

参考:P7TW

特徴

バックフェイスに凹みなどが無くヘッド全体に厚みがある


キャビティ

参考:P7MC

特徴

バックフェイス中央に凹みがあり、ヘッドの外周に厚みがある


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ポケットキャビティ

参考:SIMグローレ

特徴

バックフェイス中央に凹みがあり、ヘッドの外周に厚みがある。さらにソール部分に溝がある

中空

参考:P790 2021

特徴

ヘッドの形はマッスルバックに似ているがウッドと同様内部に空間がある


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性能の違い・比較表

[重要] 下記評価は平均的な傾向という観点で付けています。モデルによっては違う場合があります。

マッスルバックキャビティポケットキャビティ中空
レベル上級者初級者~上級者
※モデルによる
初級者初級者~上級者
※モデルによる
ミスの強さ
※アベレージモデルは〇
ヘッドスピード45m/s~※モデルによって幅広く対応~43m/s※モデルによって幅広く対応
操作性
※プロモデルは◎

※アベレージモデルは×

※アベレージモデルは×
飛距離
※プロモデルは×

※プロモデルは〇
打感のやわらかさ
※プロモデルは〇

※アベレージモデルは
ヘッドの大きさ小さい普通大きい少し大きめ

簡単にまとめます!

  • マッスルバック】
    上級者向けで感性を大事に自ら球筋をコントロールする技量のプレイヤー向け
  • キャビティ
    モデルによるが、やさしさと操作性を両立したトータルバランスの良いタイプ。90切りからスコアアップを狙うゴルファーに最適なモデルが多い
  • ポケットキャビティ
    ミスショットや飛距離不足、球を高く上げたいという要望をカバーできる初級者向けのモデルが多い
  • 中空】
    近年技術の進歩が早く見た目はマッスルのようにシャープで且つやわらかい打感を保ちつつ飛び性能も優れている万能タイプ。100切りレベルの初級者からセミアスリートまで使える。

シャフトの種類と選び方

アイアンのシャフトには大きく分けて「スチール」「カーボン」があります。

ゴルフクラブ全般に言えますが、シャフト選びはヘッドを変えるより影響があると言われるほど重要なものです。

自分に合ったシャフト選びがとてもとても重要です!

カーボンシャフトの特徴

カーボン繊維で編み込んだシートを丸めて棒状にしたもの。

  • 特徴
    「軽い」「とてもしなやか」「設計の自由度が高い」
  • メリット
    「しなりで飛距離が伸びる」「ボールが上がりやすい」
  • デメリット
    「飛距離や方向性のバラつきが出やすい」「価格が高い」

スチールシャフトの特徴

金属素材をパイプ状に加工したもの

  • 特徴
    「剛性が高い」「しなりの挙動が少ない」
  • メリット
    「余計な動きが少ないため、球が安定する」「価格が安い」
  • デメリット
    「飛距離が出にくい」「カーボンに比べ球が上がりにくい」

カーボンとスチールの比較表

カーボンスチール
飛距離性能
※しなり効果で飛距離が出やすい

※しなりで飛距離が出にくい
球の高さ 
※しなり効果で高さが出やすい

※しなりで高さが出にくい
操作性・方向性
※しなりでブレやすい
 
※剛性が高くブレにくい
価格
※スチールより1本あたり4千円以上高い
 
※カーボンより1本あたり4千円以上安い

標準の装着シャフトを基準に考えると上記表の評価になります。
※カスタムでは幅広い性能のシャフトがあるので今回は考慮していません。

シャフトの選び方

結論から言いますとアイアンにはやはり「スチールシャフト」が一番です。

理由はもちろん「操作性や方向性の高さ」です。

アイアンというクラブは狙ったところにどれだけ近づけるかが最大のポイントですから、ブレの少ないスチールシャフトはやはりアイアンには最適ということになります。

従来スチールシャフトは重くて硬いというものが多かったのですが、近年開発技術も向上し軽量タイプの種類も豊富になりました。自分の体力にあった重さのモデルを選べば問題なく使用することができます。

カーボンシャフトはどういう人におすすめか

カーボンシャフトをおすすめする人はズバリ「スイングが安定している人」です。

カーボンシャフトはしなりの効果で、小さい力でも飛距離が伸びやすく、球の高さも出せる魅力的な性能なのですが、逆にそのしなりがバラつきの原因になることがあります。

左右のバラつきも避けたいのですが、何よりも縦のバラつきで飛びすぎてしまうと、ゴルフはスコアを大きく崩す原因になってしまいます。その理由はアイアンはグリーンを狙うクラブなので飛びすぎてしまうと、その奥や周辺にあるOBやハザードに入る確率が高まり、とても大きなリスクとなってしまうからです。

なのでカーボンシャフトをおすすめするゴルファーは

  1. スイングが安定している(しなりを上手く使える)
  2. ①の方で飛距離や球の高さがスコアアップの課題になっている

上記に当てはまらない場合は「スチールシャフト」をなるべく使用するようにしましょう!

自分のゴルファータイプを知る

どのようなタイプのゴルファーかによって、選択するアイアン種別は変わってきます。

例えばこのようなゴルファータイプの場合どうでしょう。

  • 週に3回以上練習を欠かさない
  • 体力がどんどん増えていて飛距離も伸びている
  • スコアはアベレージ85以上でどんどん技術が上がっている

このようなゴルファータイプで「もっとボールコントロールをしたい!」と思う場合は「マッスルバック」もおすすめすると思います。

さぁあなたはどのようなタイプのゴルファーでしょうか

  1. 体力は伸び盛りor落ちてきている
  2. スコアアベレージはどのくらい
  3. 練習好きで向上心がある

これらの要素を考え下記に当てはまるものを見つけてみましょう!

自分のこれからを考えて選ぶことが大切です。


例えばこれからヘッドスピードが上がる可能性のある方は、例え今はH/S45m/sとしてもH/S50m/sを想定し、少し背伸びをしたようなクラブを選ぶことも正解だと思います。

逆にH/Sの向上は望めないという方(体力的に下がりそうな人)は、「マッスルバックをキャビティにする」または「キャビティをポケットキャビティにする」という考えが必要だと思います。

失敗しないアイアン選びのまとめ

アイアン選びの基礎知識いかがだったでしょうか。

ヘッド形状やシャフト特性がプレイヤーの特性とマッチしていない場合、ゴルフは各段に難しくなってしまいます。

例えば、

  • ヘッドスピード50m/s以上の人が使うクラブをヘッドスピード35m/s以下の人が使う
  • ヘッドスピード35m/s以下の人が使うクラブをヘッドスピード50m/s以上の人が使う

上記2例はどちらもパフォーマンスは出そうにないですよね。

今回のアイアン選びの基礎知識が、「買ってよかった」と思える後悔しないクラブ選びの参考になると嬉しいです。

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